2025/8/8

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

皆さん、肘の痛みに悩まされたことはありませんか?
 
今回は肘の痛みの中でも頻度の多い、上腕骨外側上顆炎についてご紹介します。
 
症状としては物をつかんで持ち上げる動作やタオルを絞る動作をすると、肘の外側から前腕にかけて痛みが出現します。
多くの場合で、安静時の痛みはありません。
 
中年以降のテニス愛好家に生じやすいのでテニス肘と呼ばれています。
一般的には、年齢とともに肘の腱が痛んで起こります。
 
病態や原因については十分に分かっていませんが、おもに肘外側の筋起始部での繰り返しの負荷により生じると考えられています。
 
外来で簡単に行える痛みを誘発する試験で診断します。いずれの検査でも肘外側から前腕にかけて痛みが誘発されたらテニス肘と診断します。
 
 
 
 
1.Thomsenテスト
手首を曲げるようにして、肘を伸ばしたまま、力に対抗して手首を伸ばしてもらう。
 
2.Chairテスト
肘を伸ばしたまま手でイスを持ち上げてもらう。
 
 
治療としてはまずは保存療法を行います。
・手首や指のストレッチをこまめに行う。
・スポーツや手をよく使う作業を控えて、湿布などを使用。
・テニス肘用のバンドを使用。
・肘の外側に局所麻酔薬とステロイドの注射。
 
このような保存療法でも効果がない場合には手術を検討することがあります。
 
もし、肘の痛みで悩まれている方がいれば、いつでも大分市の「うちのう整形外科」を受診されてみて下さい。
 
うちのう整形外科  錦町
院長 矢坂  治彦
日本整形外科学会 専門医